オールダウンプリーズの思い出。
マクドナルドで言う所の「クローズ」とは、
閉店業務、またはそのシフトのこと。
逆に、開店業務やそのシフトを「オープン」と言います。
↓↓「初めてのオープンシフト。」はコチラ
当時、僕がいたお店は23時閉店。
閉店後、厨房やカウンターの片づけをすることを「クローズ」と呼んでおりました。
深夜1時までの勤務。
22時頃になると、クローズシフトのクルーがイン(出勤)してくるわけですね。
主婦さんや大学生が多かったかな。
もう、一心不乱に後片付けをしていくわけです。
22時というとまだ営業中ですが、
片付けられるものは片付ける。洗えるものは洗っちゃう。
拭き上げたプレパレーションテーブルには、
ラップを貼って汚さないようにする徹底ぶり(笑)
23時ちょうど、閉店の時間。
クローズマネージャーの「オールダウンプリーズ!」のコールがかかります。
そのコールを聞いて、クローズクルーたちは一斉に機器の電源をOFF。
器具類の洗浄が始まるわけです。
グリルクリーナーで、グリル磨き。
茶色だった鉄板がシルバーになるのは驚き。
グリルフードを取り外して、シンクで洗浄。
シェイクマシンの部品をばらして、殺菌洗浄。
カウンターのドリンク類の片づけと、器具の洗浄。
とにかく、クローズはやることがいっぱい。
しかも午前1時までに終わりたいので、無駄口は叩かず、一心不乱に作業。
あー、忙しい忙しい! と必死でした。
ちなみに、23時にアップ(退勤)することを、
僕たちは「乙女クローズ」と呼んでおりました。
カウンターの大人の女子たちがアップするのが23時だったので、
そう呼ばれていたわけです。
閉店の23時、乙女クローズシフトのクルーは、
クローズクルーたちにあとを任せて、
ホッと一息つく瞬間が懐かしいなぁと感じる、昔の思い出でした。