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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

初めてのオープンシフト。

 

僕がアルバイトをしていた店舗は、朝7時の開店でした。

 

オープン(開店準備)シフトは朝6時イン。

厨房機器のガスの元栓を空けて、機器のスイッチをオン。

そして、エクイップメントや資材の準備。

 

カウンターは、ドリンクやアイスビン(氷をストックするところ)の準備。

当時のオレンジジュースやアイスコーヒーは、希釈するのではなく、

原液をドリンクディスペンサーのタンクに入れて、冷却&攪拌をするというもの。

オレンジジュースなんて、でっかい缶に入ったものが納品されていたんです。

 

アルバイトを始めて数ヵ月後。

僕も初めて、オープンを担当することになりました。

でも、作業のやり方が分からず、あたふた(汗)

 

当時、めちゃくちゃ怖い店長がおりまして。顔も性格も。

その店長から「おい綾園、アイス補充せい!」という指示。

「あ、アイス? 何それ?」とつぶやく僕。

当時は「アイスクリーム」というメニューが無かったものですから、

「アイス=ドリンク用の氷」とは想像がつかず。

おどおどしていると、「カウンターの氷や! 早よせい!!」と店長が激怒。

 

優しい先輩が、「製氷機の氷をステンレスのボールに入れて・・・」と

教えてくれたので、大急ぎで、アイスの補充作業。

 

しかし、やってしまった・・・。

 

アイスビンに氷を入れようとしたところ、バラバラバラ・・・と

床にこぼしてしまいました(涙)

 

その時・・・

「モップする手間増えるやろ!ぼんくらぁ!!」と店長激怒。

「スミマセン!!」と平謝りの僕。

 

昔のマックって、こんな怖いマネージャー、いっぱいいましたよね(笑)

 

7時の開店後は、ブレックファーストメニューのトレーニング。

(今で言う、朝マックですね)

朝の時間帯は、厨房のにおいも独特で、「朝」って感じがしました。

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https://www.youtube.com/watch?v=ZLub9Twyk-U

 

その日から、土日はオープンシフトでインして、

ブレックファーストのトレーニングを開始。

ハッシュポテトはわりと簡単ですが、

エッグクッカーでエッグを焼く工程は、少し慣れが必要。

エッグマックマフィン、ソーセージマフィン、ソーセージエッグマフィンを習得。

当時はソーセージブレックファーストなんて言うメニューもありまして。

最終系はホットケーキの焼成を習得。

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写真は、ソーセージブレックファースト

 

そして、10時のチェンジオーバー。

チェンジオーバーとは、ブレックファーストメニューから

レギュラーメニューに切り替えること。

午前10時には、レギュラーメニューが販売できる体制にしないといけません。

そのため、10時少し前から、ブレックメニューのストックを作り始めて、

ブレックメニューの製造を止めます。

そして、グリルの設定温度を変えて、レギュラーメニューを作り始めます。

 

チェンジオーバー後は、ブレックファーストのエクイップメントの片づけ。

 

マックの朝は忙しく、時間が経つのが早いと感じる日々でした。

 

余談ですが、このチェンジオーバーがスムーズにいくと、

その日の昼ピークもスムーズにまわせるという

ジンクスがありました。