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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

ダブルバーガーの思い出。

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出典:https://www.mcdonalds.co.jp/products/4500/

 

その昔、レギュラーメニューだったダブルバーガー。

 

レギュラーバンズに、ミートを2枚、ピクルスも2枚挟んだバーガーで、

今では姿を消してしまい・・・。

いや、まてまて。

マクドナルドのホームページを見たら、

今では「倍ハンバーガー」という名前に変わって売っているじゃないか!

マクドナルドのおいしさの原点、ハンバーガー。

香ばしく焼き上げられた100%ビーフを倍にしてボリュームアップ。」

とホームページに書いてあります。

 

そう、昔は「ダブルバーガー」と呼んでいたんです。

 

ストック方式だったころのオペレーションは、

ハンバーガーやビッグマックと同様、バン&グリルパーソンが担当します。

 

ダブルバーガーとダブルチーズバーガーは、

1度のオーダーで最大6個。

1回のランでミートが焼けるキャパが12枚だったからなんですね。

 

P/C:ニューオーダー 6ダブル プリーズ

グリル&バン:6ダブル サンキュー

 

まず、グリルパーソン(ミートの焼成を担当する係)が、

鉄板に12枚のミートを並べます。

バンパーソンは、レギュラーバンズの焼成準備に入ります。

レギュラーバンズとは、ハンバーガーやフィレオフィッシュにも使う、

マクドナルドでは一番オーソドックスなバンズです。

 

まずは、クラウン(バンズの上側)をトースターで焼成

焼きあがったらドレスを行います。

ドレスは、マスタードとケチャップを専用ディスペンサーで1ショット。

五弁の花びらが咲くような形で、バンズの上に広がります。

クラムシェルグリルの場合は、ケチャップの上にオニオンを乗せる。

そして、ピクルスを2枚。

ダブルバーガー、ダブルチーズバーガーはピクルス2枚ですね。

ドレスの最後の仕上げは、チーズオンコールです。

 

ドレス:チーズオン 6ダブル プリーズ

P/C:チーズオン 4プリーズ

ドレス:4サンキュー

 

6つのダブルバーガーのうち、ダブルチーズバーガーを何個作るか、

というのを、P/Cに確認します。

6ダブルのオーダーで「チーズオン 4」と言われると、

ダブルバーガーが2個、ダブルチーズバーガーが4個出来上がるわけですね。

 

ミートが焼きあがると、

ドレスされたクラウンの上にミートをリムーブします。

そしてグリルパーソンが「ヒールプリーズ」とコールし、

バンパーソンは、焼成したヒール(バンズの下側)をクラウンの上に乗せて、

「ダブル、アップ」のコールでアップ。

 

まぁ、こんな感じですね。

 

ダブルバーガーは食べ応えがあるのですが、

ミート2枚だと少しパサパサするし、

ダブルチーズバーガーだと、チーズが2枚入るので、ややくどいし。

ん~、ミートが2枚で、チーズが1枚という、

ハーフチーズバーガーなんてあればいいのになぁ、と思っていたら、

今では「倍チーズバーガー」なるものが販売されている。

 

時代の流れたんだなぁと感じながらこの記事を書いている、

昔の思い出でした。