~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

プロダクションコーラーの思い出。

 

プロダクションコーラー(P/C)が初心者だった頃のおはなし。

 

現在の「メイド・フォー・ユー」は、いわゆる受注生産。

お客様の注文を受けてから、バーガー類の製造を行うシステムです。

 

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写真はイメージ。出典:https://www.gizmodo.jp/2017/02/mcdonald_gopro.html

 

1990年頃のマクドナルドはストック方式。

あらかじめ、売り上げを予測して、必要な数量のバーガー類を作り置きしておく。

そしてクオリティーが保たれる10分間がストックの限度。

ウエイトも出さず、ウエイストも出さないよう、

トランスファービン内のストック量を調整するのが「プロダクションコーラー」。

通称P/C。

当時のマクドナルドでは超花形のポジションです。

 

↓↓「超花形のポジション、プロダクションコーラー。」の記事はコチラ

ayazono-muro.hatenadiary.jp

 

 

P/Cは通常、マネージャーが担当します。

ですが、土日のアイドルタイムや平日の夜など、

ある程度お客様の流れが緩やかな時間帯は、

クルーの僕たちにも、その役目が回ってきたりするのです。

 

「綾園くん、ちょっとP/C入っといてー」とマネージャーからの指示。

僕は「ハイ、わかりましたー!」と張り切って返事。

意味もなく、お客さんもいないのに、

シューター式トランスファービンの後ろ側を陣取ったりして。

ニューオーダー 4バーガープリーズ」とか言っちゃったりして(笑)

 

でもそんな時に限って、プチピークがやってきたりするんですよね。

ドライブスルーは渋滞するわ、ウエイトはいっぱいでるわで、

厨房内はもうひっちゃかめっちゃかになっているときに、

怖いマネージャーが厨房に戻ってくるんですよね・・・。

「何してんねん!4-2-2ダブルマック、2回入れろ!」とか怒号が飛ぶ。

4-2-2ダブルマックは面倒くさいなぁ、と思いながら・・・。

 

この4-2-2ダブルマックというのは、

 ・ハンバーガーまたはチーズバーガーが4個

 ・ダブルバーガーまたはダブルチーズバーガーが2個

 ・ビッグマックが2個

1回のオーダーで出来上がってくるオーダーなんですね。

1回のオーダーで、ミートが12枚までしか焼けないので、

バーガー、ダブル、マックを1度に上げようと思ったら、

この4-2-2ダブルマックになるわけですね。

 

P/Cは、少しの油断と、読み間違いをすることで、大きなウエイトを出してしまう、

とても重要なポジションなんですね。

 

僕も何度かP/Cを経験させてもらうことで、徐々に感覚が身についていき、

ある程度のピークでも回せるようになり、

後々にはAJCCにも出させてもらえるようなレベルにはなりました。

 

P/C初心者のころは、本当にウエイトとウエイストの嵐だったよなぁ、

という、恥ずかしい昔の思い出でした。