ドライブスルーの思い出。
僕が初めて、ドライブスルーのO/T(オーダーテーカー)を体験した時のことは、
以前のブログでお話ししました。
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ドライブスルーは、車から降りずに注文から商品受け取りまでができる
大変便利なサービスですね。
日本マクドナルドでは1977年、環八高井戸店に初めて設置されたのだとか。
昔々のドライブスルーは、今のようなワイヤレスシステムではなく「有線マイク」。
1990年当時、僕が現役クルーの時もそうでした。
ブースに固定されたマイクを使って、オーダーを取っていました。
O/Tはドリンカー(ドリンクを作る役割)も兼ねますので、
固定マイクに口を近づけながら、ドリンクを作るのは、難易度高かったですね(笑)
時代は流れて、ウチのお店にもWAS(ワイヤレスオーディオシステム)が導入されました。
今では当たり前のことですが、ワイヤレスでO/Tが行えるようになったことって、
当時は画期的なことでした。
それまでは、スルーブースと厨房に取り付けられたスピーカーから、
お客様の声が聞こえていましたので、それを聞きながらP/Cはオーダーを入れ、
ランナーは商品を取り揃えていました。
WASが導入されてからスピーカーは無くなり、P/Cもランナーも、
WASを装着することになるわけです。
初代のWASはベルト式で、重量も結構ずっしりした感じ。
ピーク時のランナーは、重たいWASを引っ提げて走り回るため、結構大変でした。
ランナーは、ドライブスルーの中でも核となるポジション。
ピーク時のランナーは、かなりの上級クルーがポジショニングされました。
ランナーは、スピードと正確性が求められます。
もたもたしていると、ドライブスルーはあっという間に渋滞。
商品を入れ忘れたことに気づいた時には、
お客様の車は遥か遠くに行ってしまっているわけですから、リスクも高い。
ランナーは、まさにカウンターパーソンの花形ですね。
ドライブスルーキャッシャー(代金の授受)業務にも時代の流れがやってきまして。
ウチのお店にも自動釣銭機が導入されました。
POSキーステーションに預かり金額を入力すると、
自動的に小銭がじゃりじゃりと出て来るではありませんか。おおっ、画期的!
時代と共に、機器類は進化していくんですね。
そういえば、ドライブスルーで一番面白かった注文は、
「マクドナルド一つ」と言われたこと。
どうやらビッグマックのことだったようですが、
店1個買うんかい!と突っ込んでしまいました・・・苦笑。
はじめてO/Tを経験したときはドギマギしましたが、
慣れてくると張り切ってやってたなぁという、昔の思い出でした。