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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

ドライブスルーの思い出。

 

僕が初めて、ドライブスルーのO/T(オーダーテーカー)を体験した時のことは、

以前のブログでお話ししました。

 

↓↓ 「初めての接客。」はコチラ

ayazono-muro.hatenadiary.jp

 

ドライブスルーは、車から降りずに注文から商品受け取りまでができる

大変便利なサービスですね。

日本マクドナルドでは1977年、環八高井戸店に初めて設置されたのだとか。

 

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写真はイメージ。Photo: Gabby Jones / The New York Times

 

昔々のドライブスルーは、今のようなワイヤレスシステムではなく「有線マイク」。

1990年当時、僕が現役クルーの時もそうでした。

ブースに固定されたマイクを使って、オーダーを取っていました。

 

O/Tはドリンカー(ドリンクを作る役割)も兼ねますので、

固定マイクに口を近づけながら、ドリンクを作るのは、難易度高かったですね(笑)

 

時代は流れて、ウチのお店にもWAS(ワイヤレスオーディオシステム)が導入されました。

今では当たり前のことですが、ワイヤレスでO/Tが行えるようになったことって、

当時は画期的なことでした。

 

それまでは、スルーブースと厨房に取り付けられたスピーカーから、

お客様の声が聞こえていましたので、それを聞きながらP/Cはオーダーを入れ、

ランナーは商品を取り揃えていました。

WASが導入されてからスピーカーは無くなり、P/Cもランナーも、

WASを装着することになるわけです。

 

初代のWASはベルト式で、重量も結構ずっしりした感じ。

ピーク時のランナーは、重たいWASを引っ提げて走り回るため、結構大変でした。

 

ランナーは、ドライブスルーの中でも核となるポジション。

ピーク時のランナーは、かなりの上級クルーがポジショニングされました。

ランナーは、スピードと正確性が求められます。

もたもたしていると、ドライブスルーはあっという間に渋滞。

商品を入れ忘れたことに気づいた時には、

お客様の車は遥か遠くに行ってしまっているわけですから、リスクも高い。

ランナーは、まさにカウンターパーソンの花形ですね。

 

ドライブスルーキャッシャー(代金の授受)業務にも時代の流れがやってきまして。

ウチのお店にも自動釣銭機が導入されました。

POSキーステーションに預かり金額を入力すると、

自動的に小銭がじゃりじゃりと出て来るではありませんか。おおっ、画期的!

 

時代と共に、機器類は進化していくんですね。

 

そういえば、ドライブスルーで一番面白かった注文は、

マクドナルド一つ」と言われたこと。

どうやらビッグマックのことだったようですが、

店1個買うんかい!と突っ込んでしまいました・・・苦笑。

 

はじめてO/Tを経験したときはドギマギしましたが、

慣れてくると張り切ってやってたなぁという、昔の思い出でした。