アウトサイドオーダーテーカーの思い出。
近頃のマクドナルドのドライブスルーではよく見かける
「アウトサイドオーダーテーカー」。
これは、お客様がオーダーボードのマイクに向かって注文するのではなく、
クルーがレーンに立ち入り、お客様の車に直接オーダーを取りに行くシステム。
マイクで1台1台注文を取ると時間がかかりますが、
アウトサイドオーダーテーカーの場合は一気にオーダーを取ることができるので、
次々に製造することができる、その分早く商品を提供できるわけです。
実は、30年前にもこの「アウトサイドオーダーテーカー」というものは存在しました。
ですが、
現在のように複数列になってオーダーを取るのではなく、車は1列のまま。
ハンドヘルドも無いので、かなりアナログな方法でした。
その方法とは、クルーが車までオーダーを取りに行ってから、
紙のオーダー表に注文されたオーダーを書く。
そのオーダーの内容は、オーダーボードのジャックに繋がれたPOSに、
手打ちしていく、というもの。
当時のドライブスルーは、
機能的に言うと4台分のオーダーを取るのがMAXでしたから、
アナログと言えども5台目、6台目・・・のオーダーを取れることで、
ストック数を読むことができたわけです。
ただ、デメリットとしては、
ある程度、スルーレーンの車が続かないと意味がないということ。
閑古鳥が鳴くスルーレーンに、3人くらいのクルーが放置されるという、
悲惨な状態になります。
アウトサイドオーダーテーカーは、いつものオペレーションと違うので、
少しワクワクしてテンション上がってたなぁという、昔の思い出でした。