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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

エッグマックマフィンの思い出。

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出典:https://www.mcdonalds.co.jp/menu/morning/

 

朝マックとは、午前10時半まで販売している時間限定メニューのこと。

その昔はブレックファーストと呼んでおりました。

販売時間はオープンから午前10時まで。

 

そのブレックファーストメニューの中でも、

メインとなっていた商品が「エッグマックマフィン」です。

 

このエッグマックマフィンは今でも販売しており、

マクドナルドの公式ホームページによると、

「もっちりしたオリジナルマフィンで、カナディアンベーコン、チーズ、

ぷるぷるたまごをサンド。朝食にぴったりのおいしさです。」

とあります。

 

時間限定のメニューということで、早起きしてでも食べたい!

と思った人も、少なくはないでしょうか。

 

僕もクルーになってから数ヵ月後、

ブレックファーストの時間帯にインすることになりました。

朝は、厨房の香りが違う。独特の朝の香り。これがまたいい。

 

エッグマックマフィンの製造には、

使用するエクイップメントも専用の物を使います。

その主となるものが「エッグクッカー」。

 

たまごを6つ同時に蒸し焼きにする部分と、

ハム(カナディアンベーコン)を焼く鉄板が一体となった機械。

たまごを焼くためのリングが6個ついています。

ここに、たまごを1個ずつ割り入れていきます。

ここでのポイントは、ヘラを使って黄身を回し潰すこと。

目玉焼きにしないのがエッグマックマフィンのエッグの特徴。

その後、蓋をしてから、蓋の中の空洞に水を挿入します。

これで、たまごは鉄板で焼かれながら、同時に蓋の中で蒸し焼きにされるわけです。

 

そして、もう一つのドレス食材のハムを、エッグクッカーの鉄板で焼きます。

 

トースターで焼きあがったマフィンに、溶かしたバターを塗り、

その上にチーズを1枚。

蒸し焼き揚がったエッグの上に、これまた焼いたハムを乗せ、

エッグをマフィンの上にリムーブします。

 

ハムの代わりに、ポークソーセージを挟むと、

「ソーセージエッグマフィン」になります。

 

一度に6個しか製造できないエッグマフィンやソーセージエッグマフィン。

朝のピークを回すには、熟練された技術が必要でした。

 

ブレックファーストの時間帯に入りたての未熟な僕は、

なかなかエッグを担当させてもらえなかったなぁという、

昔の思い出でした。