レジ釣銭機の思い出。
ドライブスルーは、とにかくスピードと正確性が大事。
オーターテーカーも、キャッシャーも、ランナーも、
スピード感と正確性が非常に求められるポジションです。
スピード感といえば、窓口まで移動してきたお客様との
代金の授受を行うのがキャッシャーの仕事。
代金をお預かりして、釣銭を返す。
ただこれだけの作業ですが、慌てるとミスも発生するわけでして。
そこで登場したのが「グローリー製 釣銭機」。
POSと連動していて、POSにお預かりした金額を入力して会計を押すと、
おつり分の小銭が自動的に「ジャッ」と排出口に出てくる、という機械。
おおっ!超サイコーな機械じゃーん!
これ、お預かりした金額さえ間違わずにPOSに入力すれば、
確実に釣銭のコインが出てくるわけですから、もう釣銭を渡し間違える心配なし。
しかもこの釣銭機。
お預かりした小銭を投入口にジャラジャラ入れると、
ベルトコンベヤーが移動して、機械の中にコインを収納。
コインを勝手に分別してくれるんだから、レジチェックもしやすいし、
コインがなくなるまで使えるわけです。
しかし、1990年代はここまで。
お札には対応しておらず、あくまでもコインだけなんでございます。
なので、お札は従来通り、ドロアーから千円札を出し入れして、
1枚ずつ数えてから返さないといけないんですね。
時代は進み、今ではお札も自動的に出てくるんですよね。
POS入力さえ間違えなければ、「現金差ゼロ」も確実ですね。
いや~、文明の利器はすごいなぁと感心した、
昔の思い出でした。