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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

てりやきチキンバーガーの思い出。

 

現在のマクドナルドでは、

チキンフィレオやスパイシーチキンバーガーなど、

チキン系のハンバーガーが増えましたね。

 

30年前のマクドナルドでは、

チキン系のハンバーガーは、ほぼ存在せず、

チキンタツタが登場した時には、かなり衝撃的でした。

 

そんな中、

1993年7月頃に期間限定で新たなチキン系バーガーが登場しました。

その名は「てりやきチキンバーガー」。

価格は280円。

 

てりやきチキン?

それなら今でもてりやきチキンフィレオがあるじゃない??

と思うかも知れませんね。

 

ちなみに、てりやきチキンフィレオとは、

マクドナルドの公式ホームページによると、

「サクサクのジューシーなチキンパティに甘辛てりやきソースを絡めた、

食べ応えのあるマクドナルド唯一の「揚げ×てり」のバーガー」とありますが、

1993年に発売されたてりやきチキンバーガーは、

「サクサクのジューシー」でもなく、

「揚げ」てもいません。

どちらかというと、パティはパサパサでした。

 

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cwHyAH4Qt3E

 

パティはなんと細長いささみ。しかも一つのバンズの中に2枚。

このささみパティは平型グリルで両面を焼成します。

そして、てりやきマックバーガーのポークパティと同様、

てりやきソースの中に漬けて、保温しながらストックします。

 

ドレスはというと、

てりやきマックバーガーとほぼ一緒。

セサミバンズを焼成し、

クラウンにスイートマヨネーズを1ショット。

レタスを15g乗せて、

その上にてりやきソースを絡めたささみパティを2枚乗せます。

 

ここでオペレーション上の問題が発生。

パティが2枚ある、ということは、

「トングでパティを掴んでバンズの上に乗せる」という行為が、

2回発生する、ということ。

さらに、不安定なレタスの上に、細長い2枚のパティを乗せると、

すぐに崩れてしまう。てりやきソースが絡んでいるのでさらに崩れやすい。

 

「12(トゥエルブ)チキンてり」をドレスして、

P/Cにアップしようものなら、すぐに荷崩れしてしまう。

 

そして、さらにP/Cを苦しめることに。

片手でバーガーを掴んでラッピングしようとすると、

てりやきパティがぽろっと1枚落ちてしまう。

その分、ラッピングに時間がかかるという始末。

本当にクルー泣かせのバーガーでした。

 

こんなバーガー、二度とやって欲しくない!

と思っていたら、二度とお会いすることはなかった(笑)

 

でも、少し懐かしいなぁと感じる、昔の思い出でした。