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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

ニッサンサニーの思い出。

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写真はイメージ。

 

コカ・コーラやスプライト、ファンタといった炭酸系のドリンクは、

マクドナルドでは定番中のド定番ですね。

 

そのような炭酸系ドリンクは、

完成された商品の状態で店舗に納品されるわけではなく、

「シロップ」と「炭酸ガス」の状態で納品されます。

 

つまり、

「コーラシロップ + 水 + 炭酸ガスコカ・コーラ」となるわけなんです。

 

カウンター周辺やドライブスルーブースに設置されている、

ボタン一つで自動でドリンクが出る機械(キングストーンヘッド)。

一度は見たことがあると思いますが、

この機械を使って、「コーラシロップ + 水 + 炭酸ガスコカ・コーラ」が

出来るわけなんです。

シロップと炭酸水は、キングストーンヘッドまでは、

フレーバーごとのシロップと炭酸水が独立して、ホースを伝って流れてきます。

そして、キングストーンヘッドで、いいあんばいにシロップと炭酸水が混ぜられて、

完成品のドリンクが出来上がります。

 

そのホースを辿っていくと、「タンク」と「ボンベ」に行きつきます。

炭酸ガスが入ったボンベと、ドリンクのシロップ(原液)が入ったタンクが、

厨房の中にあるのです。

タンクには、圧力をかける「ガス」のホースと、「シロップ」のホースが繋がっており、

ジョイント部分のソケットには、爪のようなフックのようなものがついており、

フックの数は、ガス側には2コ、シロップ側には3コ付いています。

そして、これらのソケットを外すには順序が決まっています。

その手順とは、まずガスのソケットを外し、次にシロップのソケットを外す。

空になったタンクを新しいものに交換してから、

シロップ側のソケットを取り付け、最後にガス側のソケットを接続する。

ガス(フック2コ) → シロップ(フック3コ) → シロップ(3コ) → ガス(2コ)。

2コ → 3コ → 3コ → 2コ。

ニーサンサンニー。

ニッサンサニー。

日産サニー・・・。ばんざーい。

 

でもこれ、本当に「ニッサンサニー」で覚えさせられるんです。

誤った手順で外すと、シロップが噴き出るということもあるそうです。

(おかげさまで失敗したことはありませんが:笑)

 

えっ、そもそも日産サニーって何かって??

 

はい。

日産サニーとは、かつて日産自動車が販売していた小型のセダンでして。

トヨタでいうところのカローラのライバルにあたりますが、

2004年に販売が終了してしまいました。

 

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写真はイメージ。

 

日産サニーが全盛期だった当時は、

何とも覚えやすいゴロ合わせだなぁと思った、

昔の思い出でした。