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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

掃きモップの思い出。

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    写真はイメージ

 

前回は「クリーン・アズ・ユー・ゴー」について思い出を振り返りました。

今日は、ファーストイン(アルバイト初日)に近い時期に教わる

掃きモップについてお話しします。

 

掃きモップ。

そうです。読んで字のごとく、ほうきで履いて、モップ掛けすることです。

 

厨房やカウンター周りの床は、油などで汚れてしまうため、

アイドルタイム(比較的お客さまの少ない時間帯)を利用して、

ほうきで履いてゴミなどを取り除き、

そのあとにモップ掛けをして床の汚れを取ります。

 

この時に注意しなければいけないことは、まずエプロンを外すこと。

30年前当時のオペレーション(厨房)クルーは、エプロンを着用していました。

エプロンは、食品を扱うときに着用するもの。

掃きモップは、衛生的に汚れる仕事なので、

清潔なエプロンを外してから、作業をしなければいけないんですね。

 

ほうきで掃いてモップ掛けするだけでしょ!

と思うかもしれませんが、チンタラやってたらマネージャーに怒られるわけです。

テキトーにやっても怒られるわけなので、

素早く、しかも丁寧に、グリルの下やフライヤーの下などもきれいにする。

そういった心掛けが必要な作業だったんですね。

 

そういえば、スーパークルーと言われる逸材の中に、

イン時間の15分前くらいに厨房に入り、マネージャーからの指示もなく、

率先して掃きモップをする、という猛者もいたそう。

 

グランドオープンのヘルプとかに行って、

掃きモップを命ぜられたときはちょっとへこんだなぁ、という、

昔の思い出でした。