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~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

フィルタリングの思い出。

 

マクドナルドでは、

ショートニングで揚げる商品がいくつかありますね。

例えば、マックフライポテト、フィレオフィッシュチキンマックナゲット

ホットアップルパイなど。

 

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写真はイメージ。出典:https://www.inshokuten.com/kitchen/magazine/82

 

当然、何度もポーションなどを揚げていると油が傷んでくるので、

油をきれいにするために「フィルタリング」という作業を行います。

 

そこで登場するのが「フィルタリングマシン」。←おぅ、そのままやん!

 

早速、フィルタリングマシンを厨房に運び入れて、作業開始。

おっと、その前に大事なことが一つ。

フィルタリングは、単にフィルターで“こす”場合と、

ショートニングを入れ替えるショートニングチェンジ(通称:ショーチェン)

があります。

 

ショーチェンの場合は、塊のショートニングを溶解しておく必要があるため、

グリルの上にショートニングを一斗缶ごと置き、

じわじわと溶かしていくのです。

ちょいと溶解に時間がかかるわけですね。

 

さて、フィルタリングの続き。

まずは、フライヤーの下までフィルタリングマシンを持っていき、

ドレンから油を抽出します。

フライヤーが空になったら、内部を清掃。

当然、やけどに気を付けて!

 

マシンの中に入った油を、ガソリンスタンドにある給油ノズルのような

ノズルを持って、油で洗い流していきます。

最後はドレンを締めて、再び油を注ぎ入れる。

ショーチェンの場合は、ここで新しいショートニングを入れるわけです。

 

わたくし、結構ドジなクルーでして・・・。

一度、ショーチェンの際に、

溶解したショートニングの一斗缶を床に落としたことがあります。

厨房中、油まみれにして怒られました(泣)

それからというもの、ショーチェンには細心の注意を払いながらの作業。

 

我ながら、嫌な思い出です。