フィルタリングの思い出。
マクドナルドでは、
ショートニングで揚げる商品がいくつかありますね。
例えば、マックフライポテト、フィレオフィッシュ、チキンマックナゲット、
ホットアップルパイなど。
当然、何度もポーションなどを揚げていると油が傷んでくるので、
油をきれいにするために「フィルタリング」という作業を行います。
そこで登場するのが「フィルタリングマシン」。←おぅ、そのままやん!
早速、フィルタリングマシンを厨房に運び入れて、作業開始。
おっと、その前に大事なことが一つ。
フィルタリングは、単にフィルターで“こす”場合と、
ショートニングを入れ替えるショートニングチェンジ(通称:ショーチェン)
があります。
ショーチェンの場合は、塊のショートニングを溶解しておく必要があるため、
グリルの上にショートニングを一斗缶ごと置き、
じわじわと溶かしていくのです。
ちょいと溶解に時間がかかるわけですね。
さて、フィルタリングの続き。
まずは、フライヤーの下までフィルタリングマシンを持っていき、
ドレンから油を抽出します。
フライヤーが空になったら、内部を清掃。
当然、やけどに気を付けて!
マシンの中に入った油を、ガソリンスタンドにある給油ノズルのような
ノズルを持って、油で洗い流していきます。
最後はドレンを締めて、再び油を注ぎ入れる。
ショーチェンの場合は、ここで新しいショートニングを入れるわけです。
わたくし、結構ドジなクルーでして・・・。
一度、ショーチェンの際に、
溶解したショートニングの一斗缶を床に落としたことがあります。
厨房中、油まみれにして怒られました(泣)
それからというもの、ショーチェンには細心の注意を払いながらの作業。
我ながら、嫌な思い出です。