~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

懐かしの、フレッシュマック。

 

1991年の初夏。

 

マクドナルドの野菜畑、というキャッチコピーで

「フレッシュマック」が発売されました。

初の非加熱食材だけを使ったサンドイッチ、いわゆる冷たいハンバーガーで、

値段は380円。

今日は、懐かしのフレッシュマックについて取り上げます。

 

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=GvNQvFNf5js

 

目次

 

 

胚芽バンズに3種類のハム

まずはバンズ。手作り胚芽バンズという、

フレッシュマック専用のバンズを使用していました。

 

そして3種類のハム。

大変だったのは、ハムを1枚1枚めくる、という事ですかね。

スライスが薄いので、ハムの塊から1枚めくるのが大変。

 

あとはスライスオニオン、レタス、辛子マヨネーズ、

スライストマトといった原材料。

このスライストマト。店舗でスライスするんです。

 

トマトスライサーが危険

一番大変だったのが「スライストマト」を作る作業。

トマトは、丸のまま、箱に入って納品されます。

そのトマトを、専用スライサーを使って、

大根おろしの要領でスライスしていきます。

が・・・。

 

この初代スライサー、かなり危険な道具でした。

なんせ、刃がむき出しになっているので、一歩間違えると指を切ってしまう。

もう、「乍らトマトカット作業」などをした日には、大怪我の元でした。

ということで、ピークの前には、

せっせとスライストマトを作るクルーが配置されたものです。

 

定番化した「アルペットE」

非加熱という事で、サニテーション(衛生管理)が超強化されて、

アルコールの「アルペットE」を使って、手指の消毒や、

エクイップメント(器具や機械)の消毒をやっていました。

 

今ではアルコールスプレーは当たり前のように使っていますが、

1991年頃のマクドナルドには、1店舗に1~2本あるだけ。

主に、コーラなどの原液入りタンクを交換する際に、

ジョイント部分に「シュッシュッ」と振りかけて使っていました。

 

完成品は、特製フレッシュマック用レーンへ

フレッシュマックは、基本的に暖かくないサンドイッチですので、

トランスファービン(バーガー類を温めてながら保管する機械)に

ストックできません。

そのため完成品は、

トランスファービンの上に増設された「常温レーン」にてストックします。

 

是非、復活に期待

味は美味しかったですけど、オペレーションが面倒くさかった、

クルー泣かせのサンドイッチでしたね。

でも、食べるだけなら、もう一度復活しないかなと思う、

フレッシュマックのお話でした。