高校生クルーのあこがれ「シェイクダウン」の思い出。
今日はおなじみのマックシェイクのおはなし。
1990年当時のレギュラーフレーバーは
バニラ、チョコレート、ストロベリー、ヨーグルトの4種類。
当時、シェイクの機械は衛生管理のため、部品を分解して、
洗浄する必要がありました。
しかも毎日。
シェイクマシンの部品は、ステンレス、プラスチック、ゴムパッキンなど。
部品の数は・・・もう覚えていませんが。
一つ一つの部品をブラッシングして、洗浄殺菌液に漬け込み、乾燥させる。
翌日のオープン時に組み立てて、
シェイクミックス(シェイクの元になる原液)を冷却して、
ようやく販売できるわけです。
機械を分解するという事は、部品が1つでもなくなるとえらいこっちゃですね。
で、このシェイクの機械をばらすことを「シェイクダウン」というのですが、
シェイクダウンしてしまうとシェイクが販売できなくなるため、
営業時間ぎりぎりまでダウンできないわけです。
当時の閉店時間は23時。高校生(18歳未満)は法令で22時までしか働けず。
という事は、18歳未満の高校生がシェイクダウンをすることはない。
シェイクダウンができるようになると
「大人の仲間入り」をしたような感じがしたものです。
しかし、高校生にもできる「ダウン」がありまして。
当時、「サンデー」というアイスクリームのようなものを販売していました。
このサンデーも、シェイクと同じく、毎日機械を分解洗浄する必要がありました。
21時頃になると「本日の販売は終了」となり、
高校生の僕たちにも「サンデーダウン」という仕事が出来る、
という訳です。
サンデーマシンは、シェイクマシンに比べて部品の数も少なく、
なんだか入門編のような感じでしたが、
このサンデーダウンが出来るようになると、
高校生クルーでも上級レベルになったなぁと思えるという、
昔の思い出でした。