~マクドナルドの思い出~

1990年代、マクドナルドクルー時代の思い出を綴らせていただきます。

マクドナルドの思い出 其の四

 マクドナルドでアルバイトをしていた30年前のおはなし。の続き。

 

マクドナルドのクルーにはランクがありまして。

トレーニーから始まり、C → B → A → トレーナー、

と仕事のレベルが上がればランクが上がるシステムになっております。

(現在も同じシステムなんでしょうかねぇ)

 

トレーニーからCクルーにランクアップするまで、

僕の場合は1ヶ月の期間(時間にすると15~20時間くらいでしょうか)を

要したわけですが、

「よし、次はBクルーだ!」と息巻いていたところ、

どうもマネージャーからの受けが良くなかったようで。

仕事のスピードが遅いのか、要領が悪いのか、はたまた素行が悪いのか(笑)

 

とある社員マネージャーのMさんから、

「お前は万年Cクルーやな」と言われました。

んっ、どういうこと?

万年、という事はずーっとCのまま??

 

今ではパワハラ発言ですけど(笑)

 

でも30年前はそんなパワハラなんてことは考えず、

単に「え~なんでなんで??」みたいな悪態をついておりました。

 

気づけばアルバイトを始めて約5ヶ月が経過。

Mマネージャーが言う通り、Bクルーにはなれず、ずーっとCのまま。

トホホ・・・。

 

そんなある日、厨房には、クルーが僕一人。

あとは、大学生でスイングマネージャー(アルバイトのマネージャー)のF さんが

一人いるだけの平日の静かな夜。

突然ドライブスルーが大渋滞を起こし、プチピークがやってきました!

 

スイングマネージャーのFさんより「ニューオーダー 12バーガープリーズ!」

僕「さ、サンキュー!」

Fさん「ニューオーダー 12てりやきプリーズ!」

僕「さ、さ、サンキューーッ!」

 

ほれ、てりやきパティ焼いて、ほれミート焼いて、ほれバンズ焼いて、

せっせせっせ(汗)

万年Cクルーと言われている僕一人しかいない厨房で、

スイングマネージャーがフォローしてくれながら、

何とか長時間のウエイト(お客様を待たせるの意)を出さず、

ピークを終えることが出来ました。

 

ピーク終了後、「全然いけてるやん!Aクルーいけるで!」とFさん。

突然、2階級特進!? 万年Cクルー卒業!? いきなりAクルー!?

と思いましたが、

社員マネージャーのMさん「Aは上げすぎや。Bやったらええ」と

言ってくれたのです。

万年Cクルーとの烙印を押したマネージャーMさんが、

Bクルーへのランクアップを認めてくれました。

 

これまで、ただ何となくアルバイトをしていた自分が、

なんだか、一皮むけたというか、アルバイトに対する意識が変わった、

と感じた瞬間でした。